7日目 実質最終日

朝9時前起床。最後の中庭コーヒー。
最後ぐらいドーナツ貰おうかなとも思いつつうっちーに貰った最後のフロリダオレンジを戴く。持って帰れないしねぇ。

チェックアウト前にしみおくんがあらかじめ探してくれてたパッキング用品のショップへ夕べ買ってしまった絵の梱包用品を買いに。
しかし途中の店先できちんと畳んであってきれいなダンボールを発見。ヨーロッパだと結構道端にべしゃっと捨ててあることが多いのに意外に几帳面なニューオリンズ市民?
でも一応ショップまで行って段ボールの値段をみたが8ドル近い。拾うの決定。
でもカッターと「取り扱い注意」のシールを買って、段ボール拾って帰った。

朝担当のフロントのおじさんが目を丸くしている。まぁね…仕方ないさね。
でもけっこう良い感じに梱包して日本からレゴのために持ってきた紐でくくった。
スーツケースの中は80%レゴブロック。手荷物のバカデカイ袋もレゴ。さらに1メートル×65センチの絵を包んだ段ボール…あり得ない大荷物だ。

それからフロントに荷物預けて最後の街歩き。


天気が悪く、かなりぐだぐたな無計画状態。

ずっと気になってた「カフェベニエ」に行ったがベニエはなかった。店の外から見た感じはオシャレだったがメニューはオシャレとは程遠い激甘スゥイーツのあるコーヒースタンドレベル。
ちょっとがっかり。何故「カフェ・ベニエ」??



それからまたうろうろして1850ハウスって家やら回ったりしたが、とにかく天気が悪く雨がけっこう降っていた。
旅行に出る前から蒸気外輪船に乗りたいとは言っていたのだか・・・
しみお君が「乗りたいって行ってたじゃん!後悔するよ!」と強く勧めてくれたので「クレオール・クィーン」という外輪船に乗った。残念ながら「チェスナッツ」と言う船は蒸気船なんだけどこれは違う。まぁこの雨では正直大した問題ではないかも・・・


念願のミシシッピー河クルーズは叩きつける滝のような雨の中1時間半の行程で出発。
船内で流れる左右岸辺の説明は豪雨のため全く聞こえず。
乗り合わせた人たちも苦笑いで楽しんでいた。



後半でやっと雨は上がったがやはりクルーズとはピーカンの空の元でありたいねぇ。コルシカ島のときのように・・・。

夕方前ごろから天気は落ち着いた。
船着場側のリバーウォークのショッピングモールはこれまたイマイチ。
てか世界中どこに行ってもショッピングモールは大して代わり映えしないんだよね。
マッサージ屋さんがあって10分12ドルという微妙な価格設定。ちょっと気になったけどまずはお目当ての牡蠣!

勇気を持って行ったヒルトンのオイスターバーは牡蠣も魚料理もメチャ美味だった!
ウエイター氏は「学会で来たんですか?(この頃ちょうど大きな学会があったらしく、夜のバーボンストリートもスーツ姿の人たちが溢れていた)」「わざわざ日本から休暇で来てたったの1週間しかいないんですか?私は故郷に帰った時は1ヶ月半居ましたよ」とのこと。
彼はベトナム人だそうで。とっても落ち着いたエリートっぽい人だった。


牡蠣は生と焼いたのとを半ダースづつ。あとメニューにあった「本日取れた魚」。
魚は塩コショウで焼いたシンプルなものだったけど美味しい。
悩んだ挙句、追加で焼いた牡蠣をもう半ダース追加。
チップ入れて60ドルならまぁそんなものでしょう。

今回、とってもエンゲル係数高くなってしまった。


それからマッサージ屋のぞいたら待っているお客さんが増えていたので、そのまま退散。
6時半にホテルにタクシーが迎えに来ることになっている。
足りないお土産を買うのでリミットだ。


6時20分にホテルに着くと初めて見る人がフロントにいて「もうすぐタクシー来るけどいいんだよね?」と。
で、25分にはお迎えが来た。結構時間に正確だなぁ。


黒人のドライバーさんはとってもおしゃべりで「マルディグラの時はほんとにヒドイ!オレは嫌いだね。ジャズフェスティバルは悪くないよ」「ハリケーンカトリーナは本当にすごかったんだ。この道路見てご覧。7時前なのにガラガラだろ。ニューオリンズの人口が減ってしまったから車がないんだ。俺んちは3フィートの浸水。でもラッキーだよ。友達は12フィートだった。だからオレは2階の部屋に引越ししたんだよ」40分近い道中ほとんどずっと喋ってた。

でもカトリーナ、本当に大変だったんだなぁ。○○ミリオン(聞き取れず)の人口が○○サウザン(やはり聞き取れず)になるってことは桁違いの人口減ってことだもんなぁ。


到着したデニーズ併設ベストウェスタン、絵に描いたようなモーテルを4階建てにしたものだった。こんな造りも初めてだな。
ちょっとワクワク。中はフツーに「四角いホテル」だったけど。



牡蠣でお腹一杯なのでデニーズにいけなかったのが残念。夕食は残っていた持参のカップラーメン。

明日は3時起きだ。