クラシカル・ミュージック

◆来月の予定がどうなるか分からないのとやっぱり興味があったのでUKオペラ@シネマ第2弾「ジュリアス・シーザー」じゃなくて「ジュリオ・チェザーレ」4時間半行ってきた。
先週の「フィガロの結婚」より更にお客さんが少なくなっていたような…。


曲は同じフレーズの繰り返しが多いのでそんなに字幕を必死に見なくて良かったのは良かったのかな?曲の途中でぼんやりしちまったい。
衣装が良く分からないけどトルコ風っぽかったりインドっぽかったり1920〜40年代っぽかったりナポレオンっぽかったり19世紀っぽかったりダンスありと不思議な演出。

そしてクレオパトラがスゴイ。顔はエキゾチックで可愛くてとっても華奢な印象なのになぜか露出の高い衣装になるととってもマッチョ。ノースリーブのドレスを着た二の腕が非常に逞しくてせっかくの見せ場なのに腕から目が離せない。
エジプト風というよりなんかバリの女神様のような衣装の時も細身で筋肉質な男みたいな上半身に釘付け…

そしてクレオパトラのお付の小間使いもとてもイカツイので「宦官か?女官か??オカマか???」と最後まで悩んでしまった。
歌詞の中に「私の侍女」ってあったから女の人でよかったんだよな…。


↓かわいいクレオパトラと疑惑の侍女

↓すっごくかわいいのに逞しいクレオパトラ



前回よりは慣れたのかそんなに違和感もなくすんなり劇に馴染めた。恐れていた上映時間も問題なし。結構あっていう間だったな。ただ舞台が紀元前の戦国時代なもんで、初っ端の「王様の首」がかなりトラウマであった。あれはカンベンして欲しい…
逆に最後の場面で死んだはずの人が血だらけで楽しそうに合唱に参加しているのが面白かったり。

普通の演出だとどんななんだろう…

私の前の席のおじさんが奥さんに「つまりオペラってのは日本でいう歌舞伎と一緒なんだよな」と言っていた。
なるほど〜〜!


◆それと、今日届いたわけですよ。モーツアルト作品集170枚組みCD Box!
まぁ、結局買ったんだよね。でもオークションで7000円だったし。
だったら6枚組みよりだいぶだいぶお徳じゃないかなぁというマジックで…

1枚づつ買うほど「コレがとにかく聴きたいの!」って訳じゃなくなんとなくたらたら聴きたかったので(でも、コレが入ってないとやだなぁってのはあったんだけどね)まぁ複数枚組なのが欲しかった。

それにしてはいきなり飛ばし過ぎっすかね。
自分の中では15枚聴けば合格。とりあえず今日は4枚聴いた。

にしてもこのパッケージ、まるでヨーロッパ土産のクッキーでも入っていそうだと思いません?