たまたま見てしまった高校野球

いや、びっくり。

ここ何年も野球なんて見てない。
今年ももちろん見てなかった。

社食でご飯食べて、休憩室に移動。まぁ、いつもテレビついてるんだよね。
で、イスに座る時、何気に画面見たら9回5-10のスコアが見えた。
「こりゃまた大差だな」と。それからいつもどおり本読んでた。

隣りの席では化粧品売り場のお姉さんがミーティングをしていたはずなのに、ふと気付けば「やった!」「わぁ!!」と騒いでいるではありませんか。
で、「高校野球好きなんだな」と思ってまた画面見たら9回8-10のスコア。

「はぁ???」と思って見てるとなんと9-10に!!!!
いや、びっくらしたわ。

そのあと、残念ながらバッターアウトで試合終了。
その間おそらく10分くらいだったかなぁ。

休憩室出てエレベーターの前に行ったら知っている子がいたんで
「いや、なんか野球がすごかったわ」と言ったら
「どことどこでした?」と聞かれて
「・・・・・・知らん・・・。でもなんかものすごい教訓があったよ」と答えた。
「へぇ、確か今日は決勝でしたよね」
「・・・・・・・それも知らなかった。でもすごかった。」

いつもどおりマヌケな問答をしてきてしまった。


でもねぇ、あれはスゴイね。
最後まで悔いなく頑張れたんじゃないかと思う。
こんないい加減な観戦をした人間まで驚いたくらいだ。
どっちもチームの子達もいい大人になれよ、と思った。


いやいやいやいや・・・・。



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日本文理 九回二死から5得点 驚異的な粘り見せる
8月24日22時37分配信 産経新聞


絶望的な状況から日本文理打線は驚異的な粘りを見せた。6点を追う九回二死無走者。四球と2本の長打で2点返し、攻撃の勢いは止まらない。ベンチ前で投球練習をしていたエース伊藤は「何だか不思議な光景を見ているようでした」。

 さらに2四死球で満塁とし、打席が回った伊藤は「絶対おれもつなぐ」と左前へ2点適時打。続く代打・石塚も適時打し、1点差とした。

 なおも一、三塁の好機に快音を残した若林の打球は中京大中京三塁手・河合のグラブに収まった。試合終了をネクストバッターズサークルで見届けた主将の中村は「最後の粘りこそ自分たちが目指してきた野球。それができました」と満足そうだった。

 「選手には『1、2点取って意地を見せてみろ』とはいったが、まさか5点取るとは」と大井監督。50年前の大会では宇都宮工(栃木)のエースとして準優勝。今回も深紅の優勝旗をあと一歩で逃したが「これでまた野球がやめられなくなったかな」。67歳のベテラン指揮官はにこやかに笑った。(三浦馨)