旅行 7日目 パリ→成田

漢字を聞かれた時計屋(?)さん

張り切って蚤の市に向かうため、7時半に予約した朝食を食べにロビーへ。
夕べのフロントのお兄さんがお盆に乗ったパンとコーヒー(しみお君はショコラ)を持ってやってくる。既に先客がいて「白鳥ホテル」にぴったりなヒゲのサラリーマンがお食事中。奥の破れ壁紙、割れ鏡に囲まれたお食事コーナーでありがたく頂く。つまんない食事なんだけどヨーロッパのパンは絶対に美味しいと思う。
そのお食事コーナーにおそらくこのホテルのスタッフと思われる人たちの集合写真があった。メンバーの並び具合を見るとフロントのお兄さんはオーナーじゃないかな、という気がした。頼りないボンボン風なだけどねぇ・・・

クリニャンクールの蚤の市は以前、うちの姉と行った事あったけどなんとなく胡散臭い感じがして早々に退散したことがある。

今回は事前調査の達人しみお君が同行(引率)してくれていたので、見事怪しいジャマイカンゾーンを抜けて憧れのアンティークゾーンへ到達。

楽しすぎる!豪華なロココ調からメルヘンアンティークまで色々と、大きなモールに100件200件と入っているのが4つも5つもある。
その中から適当に好みのところを冷やかしてゆく。

前から気になっていたダノンヨーグルトの空き瓶を棚に見つけて値段と見ると20ユーロ。相場は全く分からない。でも欲しいからいいや、と店の人にお願いすると「じゃ15ユーロね」…どうやらここでも値切って良かったらしい。でも欲しいと思ったんだからいいんだ。

その後、本で見たことのあるブルボンキーホルダー(1960年代とかのプラスチックにいろんな商品のミニチュアが入ったノベルティ用)のお店にたどり着いた。すっごいかわいい!もう食いつきまくり。
クレジットカードはアメックスしか使えないと言われて泣く泣く手持ちのお金で買えるコーヒーメーカーのブルボン40ユーロをひとつだけ購入。他にも面白い物がたくさんあったけど仕方ない(;_;)

散々歩いて疲れてお腹減ったところでカフェへ。
ルッコラのぺペロンチーノと私の数少ない判読できる単語「oeuf(卵)」とモッツァレラのピザ(ツナも入っていた)、ぺリエをオーダー。薄味だったけどかなりボリュームありで美味しかった。しみお君はミント味ぺリエに大喜び。色は綺麗だったなぁ。色は・・・

時計のパーツ屋さん(なのか?)ではおじさんに「日本人ならこの文字の意味を教えてよ」と皿の裏に書かれた漢字の写真を見せられる。漢字といっても中国の難しい文字がちょっとピンボケに写っているもので結構判別つきにくい。
しかも文字は分かってもそれをどう説明したら良いのか分からない。「富」「平」「安」「護」「製」あとなんだっけ…

それからまたもやスーパーで本で見た塩胡椒のセットを買いに。これまた侮りがたいかわいさ。レジで精算するのに並んでいたら前にいたおば様(お婆様?)2人連れがとっても気に入って眺めていた。
「まぁ、見てよ、カワイイ!」「あら塩と胡椒ですって!」と適当におば様達の会話を再現してみたらしみお君が言うには本当にそう言っていたらしい(笑)!

少々疲れ気味の私としみお君はレ・アールに戻った所でしばし別行動。
私はフナックでツールドフランスのガイドブックを買いたかったんだけど見つけられなかった。仕方なく「MANGA」コーナー(日本の漫画を翻訳したもの)をうろついていたけど、イマドキのが沢山あったなぁ「NANA」「HIKARU NO GO」「FRUITS BASKET」などなど。

その後合流してカフェでお茶。パリも終わりだ・・・