ツール雑感

’04第5ステージ、ゴール前のオグレデ

◆今日は台風上陸かも、ってことで、直撃の場合電車が止まるといけないのでもしそうなったら早く帰る権利(なんじゃそりゃ)をゲット。
3時ごろから気持ちワクワクしながらお客さんに「雨、ひどく降ってますか?」などと聞いたりしていた。
結局そういう不心得者にはバチ(?)が当たり、キッチリ最後まで仕事してきましたとも。とりあえずひどいことにならなくてヨカッタ、ですよね?チッ・・・

◆帰宅後特に見たいテレビも無く、録画しておいた「サイエンス・オブ・ランス・アームストロング」を見る。
やっぱり一流を目指す人は心身ともに凡人とは違うんだってことを再認識。アームストロング(と言うかディスカバリー)ほど科学を取り入れ、計算ずくのチームは他にあるのだろうか?ってそりゃ他のチームに失礼だな(笑)

もともとツールの選手で好きだったのはチッポリーニみたいな「プロは客楽しませてナンボ!もちろん一番楽しんでるのはオレ様!!」とかヴィランクの「色々言うやついるけど山で勝った俺ってサイコーでしょ?」みたいな楽しく魅せてくれる選手だからなぁ。
ウルリッヒは勝てそうで勝てない、自分への甘さに勝てない(オフに肥えるとか、パーティで怪しい薬貰っちゃうとか)ところに同情している所から入って行ったような・・・。
ヴィノクロフは今年見る限り、絶対何も計算なんかしないで突っ込んで行ってるし(笑)!

そういう人間臭さがあまり感じられないからアームストロングに惹かれなかったんだ、ってことがこの番組見て分かった。
冷静すぎて感情をコントロールしているから熱く見えなかった。
勝つために血の滲むような努力して、結果勝つのは当然、みたいな。病気を克服して、更にレースに勝つ事を追い求めるくらい内側は熱いんだろうけどね。うーん。なんでだろ?

振り返って見ると、去年はヴィランクとチッポの最後のツールだったわけで、これを現地で見れたのは良かった(それもチポ様リタイヤする直前の第5ステージ)。
あって言う間に通り過ぎて行ったから誰が誰だか分からなかったし、写真もまともなのほとんど撮れなかったし、大雨と極寒で死にそうだったけど。