ひさびさの読書

今日一日持ち歩いていたら帯が破けた(

最近は出先での暇つぶしっていうと携帯でのネットとか、ぼんやり寝てる(本当に寝るって言うのではなく目を瞑ってるだけ)とかが多くて非常に非生産的だったりするのだけど、今日は久しぶりに本を持って出かけた。
本当は読むつもりじゃなくて、会社に持っていくA5の紙を折り曲がらないように挿んで行くためにたまたま手にしたのがこの本。ベンヤミン・レーベルト「Crazy」

確かだいぶ前に表紙の(正確に言うと帯なんだけど)「著者近影」の写真の目に惹かれて買った本だった。ただなんとなく買ったときに読む暇が無く、そのまま本の山になっていた。
煽り文句は「16歳による16歳のための16歳の物語」ちょっと恥ずかしい(^^;
サリンジャーの再来、というコメントもあった。でもサリンジャーは「かもめのジョナサン」を途中リタイヤしたことがあるぐらいであまり興味ナシ。でもせっかくこんなハードカバーの本を持って出かけて来たので電車の中で読み始めた。

今日は仕事で色々忙しかったりポカミスやっちゃったりで休憩をちゃんと取れなかったり、飲んで帰ってきたので帰りの電車の中ではマジ寝しちゃったりで半分しか読めなかった。
でも、すごく読みやすい文章(と言うかさすが若者による若者のための本)なので真面目に読んでいたら今日中に読み終ったと思う。
内容はドイツのいろんな落ちこぼれ生徒がいる全寮制のギムナジウムでの青春的日常って感じかな。

ここまで読んでの感想。

16歳ってアホやなぁ。
色々悩んでいるみたいなんだけど、悩みのスケールが小さくて、でも未来に向かっての悩みって言うか…。悩みがドロドロしてなくていいなぁ。自分が16のときってどんなだったっけか?思い出せないぞ。
大人っていいこともたくさんあるんだけど、悩みの種類が楽しくない。一昨日のライブではちょっとだけ昔の気分を味わうとともに「いつの間にか歳をとった」ってことも再認識しちゃったし。
こんな小ッ恥ずかしい本を読んじゃうとますますだわ。

明日続きを読んじゃおう。


http://www.benjamin-lebert.de/

あんまり本出してないのね・・・