一息

maru-wo2005-10-11

◆夕べは、金町の時の同僚が「iPodの使い方が分からない!」と何度も何度も職場へ電話して来やがってうざいので、その子の家へ泊まりでセッティングに行ってきた。
けどねぇ。何をどうやってもi Tunesがその子のiPodを認識しない。再フォーマットさせてくれればいいのに、「今入っている曲を消したらダメ!」(その曲はなんとマンガ喫茶でMusic storeからダウンロードしたそうな!バックアップ無しかよ!!)
と言うわけでお手上げ。Appleのカスタマーズセンターに電話しなさい、ってことで終了。

まぁねぇ。使い方が分からなくて癇癪起こしてiPod を投げつけたそうだから・・・。だから買うの止めとけって言ったのに・・・。

◆その子の家を10時前に出て、武蔵野線に乗って帰ろうと、久しぶりに西船橋の駅に行ったら!すっかり別世界。
駅構内にまずまずの本屋があって、そこで「消え行く同潤会アパートメント」なる本を買って、その隣の「西船橋珈琲研究所」なるカフェで読んでました。
お腹減っていたので表の看板に出ていたモーニングセットをオーダーしてしまった。隣の人が「酸味がどうたら№何とかかんとかブレンドお待たせいたしました」と言われているのをみてちょっとうらやましかった。もっとメニュー色々見てみればよかった。

でも内装はごく普通のカフェ。コーヒーはサイフォン式で入れているのでそこはある意味理科の実験ぽいかな。(だからそういう意味の研究所じゃないって^^;)

私が西船利用していた2年半の間にここが出来ていたらよかったのになぁ。あ、また異動するかもしれないか!

西船橋珈琲研究所、まさに名前だけの勝利!(いや落ち着くし味もいいよ!すごく真っ当なカフェ。ただ私の期待値がもの凄くピントハズレなだけ)
http://www.ekipara.com/building/DI000NFB.html

◆で、同潤会アパートメントは、いいねぇ。さすがに今住めと言われるとちょっと困るけど、大正〜昭和初期の庶民の西洋かぶれ。あこがれるなぁ(笑)!

環境も地域も違うけど千葉の団地っ子の私にはより親しみやすい。

うちの両親もかつて、大団地が出来たときに、抽選に当たって目黒からやって来た。すごく嬉しかったって。広い部屋(3K)、安い家賃。整った環境。かつて住んでいた団地には父が掘り込んだ表札がまだあるはず。

私はすごくこの地域が好きだから、大人になって帰ってきた。今住んでいるこの築35年ぐらいの集合住宅のキッチュさもすごく好き。

タイル張りの風呂場(でも風呂桶はプラスチック・タイルの張り方すごくいい加減!)
異常に低いけど味のある洗面台(低すぎて顔を洗うのは結局台所になったけど)
江戸間6畳のカーペットよりデカイ6畳間!
本当に幅180センチある押入れ!
台所(決してキッチンではない)の板の間(これまた決してフローリングではない)
なぜか洗濯機を置く事を全く考慮していない作り(他の人は何処に洗濯機置いているのか今だ謎・ちなみに1階に洗濯場らしきものがある。35年前、洗濯機って普通にあったよね??)

この部屋結構居心地は良かった。好きだったな。安かったし。
ただ住みこなすセンスが足りなかった。つーか物ありすぎ!そーゆーことかな。うん。

あれ?昔うちの親も同じこと言ってたなぁ・・・

・・・・・・・・・・・・歴史は繰り返すのであった・・・・・・・・・・・・・・