父と長年通った病院との別れ

昨日、父を大病院の整形外科へ連れていった。
そのついでに、緩和ケアへの紹介状を受け取りにもとの科へ足を運んだら、顔見知りの看護師さんから「ちょうどよかった!話をしたいけと良いかな?」と。


「なんだか、見捨てられたように感じてるいるのではないかとずっときになっていて」

確かに。新しい担当医のかたは、緩和に移る患者だからあくまで自分は最後のカテーテル交換をするだけで、特に診察も何もないですから、というスタンスがありありとしていて、父は、新しい視点でのコメントなりを期待していたのが「微笑んで沈黙」というかなり残酷な返しを受けてショックだったようだ。

なせ微笑み?
なぜ沈黙?

必死にすがる人間に向かってなぜ?

そこが悲しかった。
もう充分、とずっと言っていた父のそれでも生きたいという気持ちがヒリヒリと感じられた。
辛かった。

圧迫骨折が治ったらやらなければならないことがまだ二つ三つあるそうだ。
ぜひ。叶えて欲しい。